GARAK'S「アイドル」発売記念インタビュー

fiveStarsが今、知って欲しいバンド"GARAK'S"とはどんなバンドなのか!
バンドの核心に迫るメンバー全員インタビュー!

 

ー まだGARAK’Sのことを知らない方にまずはGARAK’Sの皆さんがどんなバンドなのかを知ってもらいたいと思います。
秀馬ARMSTRONG メンバー構成はギターが兄弟で、ボーカルとべースは元同じバンドのメンバーです。僕がリーダーをやらせてもらってます。
ー 活動を始めてどれぐらいですか。
秀馬ARMSTRONG 始動からまだ一年と4ヶ月です。
 ”まだ”という印象ですか?
NARUMI 内容濃かった割りにはまだ1年かぁという感じですね。
RUMINA 俺もそう思った。ワンマンめっちゃやってますからね。
ー 音源も結構、出してますもんね。
秀馬ARMSTRONG そうですね。もう五年ぐらいやってる気はしますね。シングルは現時点で会場限定を合わせると四枚。ミニアルバム一枚ですね。
ジュリ めちゃ出してますね。4月にも「アイドル」も出ますし。
ー GARAK’Sとはどんなバンドなのかをメンバー間でお話いただけますか。
NARUMI 最近皆で言ってたのはとにかく「ライブを一番盛り上げるバンドになろう」って心がけてますね。ライブバンドであろうと。
ー GARAK’Sは楽曲の良さも魅力ですよね。
秀馬ARMSTRONG そうですね。楽曲はストレートなサウンドがメインで、でも多種多様な曲もやれるバンドではあると思います。基本、同期をあまり使用しないという意味でもストレートでロックなサウンドはメンバー間で心がけてます。
ジュリ あと歌のメロディとかは大事にしてますね。ノリだけでメロどうでもいいやみたいなものは無しです。
ー 作曲陣はどうですか。作曲する上でGARAK'Sらしさみたいなもので意識していることはありますか。
Nagi 最初に話してたのは、いろいろなバンドがいる中で、僕らはシンプルにストレートで、飾り付けずロックなサウンドをしようって。シンプルに歌が届くようなバンドをしようって。悪く言ったら特徴が無いのかもしれないけど、だからこそ”他に無い”って最近周りの人にも言われるし、届きやすいのかなと思いますね。機械の音を極力使わないので、自分達で全てやらなければいけないし、声も流せないからコーラスも曲の中で沢山増えてくるし、曲を作る時も皆で歌う部分が自然とできてきます。
秀馬ARMSTRONG ライブ中のコーラスはRUMINAがメインでやってます。
RUMINA 大変です...
Nagi 他のバンドさんに比べたら、結構歌っていると思います。
RUMINA そのせいか、お客さんも凄く声を出してくれます。
秀馬ARMSTRONG 確かにね。
ー バンドと観ている人達と共にライブを作っている感じがしますね。メンバーさんそれぞれが思うGARAK’Sの魅力、好きなところはどこですか。
ジュリ 僕は自分で言うのもなんですけど、僕の歌声は他のバンドよりも良いと思ってます。そこは他の周りのバンドに負ける気は無いし、自信持って言えるところですね。
NARUMI メンバーの個性は強いと思います。バランスのとれた個性というか。その個性を伝えたくて「GARAK’S TV」とかYouTubeで流したりしてるんですけど、バンド内のバランスは凄く良いと思いますね。被っているキャラはいないかなって思います。
秀馬ARMSTRONG 僕はこれまでいろんな対バンをしてきて、このジャンルっていろんなバンドがいますけど、どう見ても僕らが一番ロックだと感じます。それは僕の自信ですね。一番パワーのあるライブをしていると思います。
RUMINA 僕らは自由だからこそ、お客さんとがっちり一体感が出た時のGARAK’Sは超格好良いです。
秀馬ARMSTRONG ロックだよね。
Nagi ライブに人間味があると思います。作り物じゃない感。やっぱりミスも目立ってしまうところもあると思うんですけど、良くも悪くも人間味のあるライブが出来ている気がします。
秀馬ARMSTRONG 一番、バンドっぽいですねってライブハウスの方等によく言われますね。
ー 先ほど、NARUMIさんからメンバーの個性のお話が出たので、簡単にそれぞれの個性についてお話いただけますか。
秀馬ARMSTRONG とりあえずベースのNagiは変です。
NARUMI ミステリアス。
Nagi 僕からしたら、他の人の方が変ですよ。
NARUMI 弟(RUMINA)はやんちゃです。僕はよく言われるのが、”残念なイケメン”って言われます。
一同_
秀馬ARMSTRONG オネェだよ。笑
RUMINA たまに出るよ、そういうの。笑
NARUMI オネェじゃねぇよ。でもお兄ちゃん感は意識してますね。
Nagi 作ってるんだ。
RUMINA あざといな。
NARUMI そうです。笑
RUMINA わかるわー。笑
一同_
ジュリ  RUMINAは野生児。
RUMINA 単純に楽しければ良いみたいな感じですね。
ジュリ  弟っぽいな。
Nagi でもそれも作ってる。笑
RUMINA そう。それも作ってる。笑
ジュリ 兄弟揃ってヤバいな。笑
ー でも弟がいると、お兄さんはしっかりしなきゃって思うでしょ。
NARUMI ならないですね。
RUMINA もう兄弟って感じも、もうないんですよ。
NARUMI どっちかって言うとメンバーですね。
秀馬ARMSTRONG ちなみに僕はRUMINAの教育担当を兄から任された事があります。笑
NARUMI ずっと、小さい頃からお兄ちゃん的な事を言ってこなかったのでお互い自由な感じです。
ジュリ 僕は他のバンドマンに言われるのは楽屋ではおとなしく見えるんだと思うんですけど、ライブになったら「めっちゃ激しいですね」とか「熱いですね」とか言われますね。
秀馬ARMSTRONG ジュリは見た目だけで言うと、小さい。これもひとつの個性ですね。
ジュリ 僕から見たメンバーは、まずRUMINAは意外と結構熱い子なんですよ。真面目なんですけど、ちょっと抜けてる所があって、そういうところが弟っぽいなって思いますね。お兄ちゃんのNARUMIは真面目だし優しいですね。弟に言ってこなかったという性格がそのまま出てて。笑
一同_
秀馬ARMSTRONG それ良くない所だろ。笑
ジュリ 秀馬は今も青春してる少年だなって思いますね。真っ直ぐで思ったことをストレートに言ってくれるんで、僕もそのお陰で言えるようになったし、それは秀馬のお陰かなって思いますね。Nagiは前のバンドも一緒だったので一番付き合いが長いんですけど、昔本当に嫌いだったんですよ。でも秀馬がNagiの事を気に入って、僕はあまり乗り気じゃ無かったんですけど、話してみるかって話したら一番話が合って"めっちゃ良い奴やん”って。
ー 一緒にバンドやってたんですよね?笑
ジュリ 当時は本音を出し合えて無かったんですよ。結構、距離置いてたもんね。
Nagi いろいろあったからね~。
ジュリ そう。でもあらためて自分達のやりたいことだったり、本心を聞き出すことによってお互い誤解してた部分がほどけていって、今めっちゃ仲いいんですよ。
ー Nagiさんから見た他のメンバーの印象はどうですか?
Nagi RUMINAは表裏が無いですね。子供みたい。
RUMINA 俺の事、多分一番好きでしょ。
Nagi いや・・・普通。
一同_
Nagi 生きてると建前とかで本性がわからない人とかいるじゃないですか。RUMINAは凄くわかりやすいです。そこは"いいな”と思いますけど、好きか嫌いかと言われると普通です。(笑) NARUMIはしっかり者なんだけど、やっぱり抜けてて、でもその抜けてるところが皆からすると好かれるところだと思うし、僕も話してて楽しいし、まぁ好きか嫌いかと言われると普通なんですけど。(笑) 
一同_
Nagi ジュリは歌が好きなんだなって、凄い思いますね。前のバンドの時、声は良いんだけど、あまり歌が上手くないって言われてて。悔しかったんだと思うんですけど、凄い練習して今もストイックに拘りを持ってやってるのがわかるから、尊敬してますね。好きか嫌いかと言われると普通です。(笑) 秀馬はリーダーです。こう見えてしっかり者で僕らが人見知りで楽屋でジッとしてる時もいろんなバンドマンや関係者の方と積極的に話して社交的ですね。でも前に僕が人間的なミスをやらかしたことがあって、お尻を蹴られたことがあるので今でもちょっと恨んでます。なので好きか嫌いかで言ったら嫌いです。(笑)
一同_爆笑
ー 4月18日に発売する「アイドル」についてお伺いします。この作品はどのような作品になりますか。
ジュリ 今までは曲として歌を全面的に押していこうっていう曲作りをしていたんですけど、今回はライブを意識した感じにチェンジした曲になってますね。
秀馬ARMSTRONG 「アイドル」っていうタイトルなんですけど、ハードでストレートなロックンロールです。作曲はNARUMIですね。
ジュリ 歌詞はある程度の大まかな設定は今回、Nagiがやってくれたんですよ。そこから僕が思うような世界観をプラスして書き直して、現時点では二人で一緒にまだ書いてますね。
Nagi 勿論、名前の通り歌詞のテーマも”アイドル"なんですけど、それへの皮肉だったりアンチテーゼだったりですかね。この”アイドル”っていうのは、所謂、"女の子のアイドル”に限ったお話ではなく、僕らや皆のことだったりします。
ジュリ 日常生きていても、一般の人でも例えば"メイクしている時の自分”と"してない時の自分”。"作っている時の自分”と"作ってない時の自分"ってあるじゃないですか仕事している時とか。"本当の自分”と"そうじゃない自分”をアイドルっていう言葉にかけて書いた歌詞ですね。
ー 完成が楽しみな歌詞ですね。
ジュリ 僕らだけで完結するんじゃなくて、読んでる人にも共感してもらえるように書いているので、いろんな受取方をしてもらえると思います。
ー 作曲者のNARUMIさんはいかがですか?先ほどライブを意識したというお話も出ましたが。
NARUMI 僕らのライブの特徴って皆で声出したりとか、生だからこそ出来ることを大事にしてきたし、勿論、ジュリくんの歌声も大事にしてきたのでうまくそこを組み合わせられないかなと思ったのがきっかけですね。そういう曲が表題曲になることってなかったので。サビではメンバー皆でパワーコーラスを入れつつも、でも最後の方にジュリくんの綺麗な声でしっかり歌える部分がちゃんと入っているみたいな、どっちの良さも出せたら良いなと思って作りました。あとはライブのノリですね。
ー これからGARAK’Sというバンドの未来を考えた時にどんなビジョンを思い描いていますか?
秀馬ARMSTRONG 僕個人的な考えとしては、ヴィジュアル系って凄く大きく分けてコテコテかキラキラがメインじゃないですか。勿論、その間もいますけど。僕らはそのどちらでもない。それでも僕らは好きでそこにいるので、色を気にせず俺らは俺らっていう自信を持って活動をしたいですね。
NARUMI どこっぽくも無いからこそ、貫いて結果が出た時にそれがGARAK’Sになっていくかなって思いますね。
秀馬ARMSTRONG ダサいと思っている人もいると思うんです、正直。でもダサいが格好良いになることって沢山あるんです。
ジュリ 確かに僕らはコテコテでもキラキラでも無い。お客さんからしたらどっちかはっきりしてくれてた方が分かりやすいと思うんですけど、それでも僕らは自分達が格好良いと思った曲ばかりを集めてやっているようなバンドなので、すぐに認めてもらえるとは最初から思っていなかったので、そこに対して不安は全然無いですし、寧ろ自分達の音楽、ライブにはめちゃめちゃ自信があるので。だからこそ、ちゃんと長く続けていけるように、メンバーとこのバンドを組んだ時に数年で終わるバンドじゃなくて、何十年も続けていけるようなバンドにしたいって組んだので、短命じゃなくて徐々に上がっていけるバンドになれるように今のスタイルは折らずにやっていくことが大事かなって思いますね。
秀馬ARMSTRONG 僕らのやってる音楽って80年代、90年代っぽいところがあると思うんですよ。僕がそういうの好きっていうのもあるんですけど。その時代って結構僕らみたいな音楽をやってたバンドって多かったと思うんですよね。僕は歴史は繰り返すと思っているので、きっとその時が来る。その時代を作ろうぜって意味でも貫きたいですね。
NARUMI メンバーが最初集まった時、別に今のシーンを否定しているわけでは無いんですけど、僕らが憧れていた時の時代って絶対ループするって思って集まったのもあるよね。これから10年、20年続けていけばそういう時代が絶対来るって思うからこそ、それを最初から積み上げてきたバンドって絶対強いと思うんですよ。そうなりたいですね。
Nagi 流行っているものをやった方が楽なんだろうなって始動してからも思う場面があるのですが、だけどそういうことを無理矢理やっても僕らもシンドイだろうし。たまたま集まった僕ら5人が愛している音楽が、受け入れてもらえるなら良いと思います。今のファンの声とか顔とかメッセージとか見ていると、この先ももっと多くの人に受け入れてもらえる可能性はあると思うし、好きにやりたいなって。
RUMINA 自由にやっている分、今後やりたいことは多いんですよ。バンドサウンドさえ崩さなければ何だって出来るなって思うし。いろいろな事を出来る中で今基盤となるものをバンドサウンドの力だけで付けていくことが超強い武器になると思っているので、それを目指してしっかり磨いて進化出来るバンドになりたいですね。
ー 最後にこれからGARAK’Sを知る人、そして今すでにGARAK’Sの事が好きなファンに向けてメッセージをお願いします。
Nagi さっき自分達がやりたい事をやっているって言ったんですけど、でもそれって一方通行なわけでは無くて、自分達がただ楽しければいいって事じゃない。ファンが楽しそうにしている姿を見ると僕たちも楽しいですし、何よりもファンが増える瞬間って僕たちも凄く嬉しいんです。ライブ曲で楽しそうにしているファンの顔を見てきたからこそ、今回、NARUMIくんが作ってくれたライブ曲を次のシングルにしようってなりましたし。やってる僕たちも楽しくて、見ている皆も楽しめるようなバンドにしていきたいなって思っていますので、これからもよろしくお願いします。
NARUMI 僕が何よりも大切にしているのって、何をしたら喜んでくれるかって事なんですよ。僕がこうしたら嬉しいかなとか、どんなのが喜んでくれるかなって、何よりも考えていて。だから初めて観てくれる子も僕らは人間味を愛して欲しいっていうのがあって、だからこそ動画とかでステージでは見れないメンバーの一面みたいなものを出したりしてて、そういうのも合わせてライブを観てくれるとより楽しめるかなと思います。だから・・・結論を言うと"愛して欲しい”ってことです。音楽だけじゃなくて、人間として愛して欲しいです。
秀馬ARMSTRONG 今、僕らのことを好きでいてくれるファンの子達に向けていいますと、僕達が信念を持って好きでやっている事を好きって言ってくれる事が凄く嬉しいですね。そんな人達が僕も好きです。これから僕達の事を知ってくれる人へは「このインタビューを見て好きになってくれましたか?」ってことですね。気になってくれたら、そこからの扉を開けるのは僕らの仕事なんで。
RUMINA 今来てくれるファンの子って、僕らの事を好きでいてくれるだけあって、ぶっ飛んでるっていうか、そういう姿を見て僕らも負けられないって思うし、いつも支え合ったり打つかり合ったり、凄く感謝してます。初めての人も皆でワイワイ出来るバンドなので怯えず、気楽な感じでライブ来て皆で楽しんでくれたらいいなって思いますね。
ジュリ ライブってGARAK’Sが好きで来てくれている人も、友達の付き添いで来てくれる人とか、たまたまいた人とか、様々だと思うんですけど僕らのライブ決まり事とか無いし、自由に楽しんで欲しいです。声出したくても出せない人とか、めっちゃ暴れたくてもその日、暴れられない人もいると思うんですけど、それが出来ない分、心の中で楽しんでくれてる人のこともやってる僕らは良く分かるんですよ。だからどういう形でも楽しんでくれている人を大切にしたいと思うし、そういう気持ちを忘れないでやっていこうと思うので、GARAK’Sのことを気にかけて愛して欲しいです。
NARUMI 僕らは愛されたい系バンドです。笑
一同_爆笑



 


fiveStarsが発行するフリーペーパー「FIVESTARS MAGAZINE Vol.21 -Smileberry/GARAK’S 合同編-」発行決定!
不定期に発行するフリーペーパー「FIVESTARS MAGAZINE」のSmileberryとGARAK’Sの合同特集号の配布が決定!
各バンドの最新インタビューと特別付録で各バンドの代表曲をメンバー自らが選曲編集したダイジェストサンプラーCD-R付です!
これを機会に各バンドの魅力に触れてくださいね!

配布開始日:2018年3月23日(金) より随時配布開始
フリーペーパー版設置場所:
名古屋fiveStars
名古屋ElectricLadyLand
HOLIDAY NEXT NAGOYA
名古屋HeartLand 
名古屋ダイアモンドホール
静岡Sunash
静岡 窓枠
金沢AZ
長野 CLUB JUNK BOX 
岐阜CLUB-G
岐阜 柳ケ瀬Ants 
4月12日から始まるfiveStars6周年記念全国ツアー会場でも配布!