ー 両極端な世界観を持ったバンドではあると思いますが、まずはお互いの印象からお話ください
紅愛 メリバは一応、ダークではあるけど、俺は普段からしゃべっとるもんでもうダークには見れないバンドだね。笑
ー 近過ぎて?笑
紅愛 そうですね。初見の人が観たらダークなんだろうけど、俺からすると正直わからん。笑
一同 笑
紅愛 前までは”神"って言ってても、言ってるだけみたいなところはあったと思うけどメリバになって”神”だなって思えるようになったかな。
ー ではロキさんから見た麗麗の印象をお願いします。
ロキ 数少ない好きなバンドだな。なんというか、ちゃんと身を削ってバンドしてる。ちゃらんぽらんに見えるし、分類的にはコミックバンドだと思うので馬鹿にされがちだけどファンを第一に考えてバンドしてるし、楽をしようとしていないから好き。コミックバンドって結構辛いと思うのだ。嫌なことあってもはっきり口に出せないし、自分の機嫌で笑顔崩すわけにもいかないし、我様はムカついたら顔にでちゃうし、言ってしまうし、そういうのを我慢して客の笑顔を考えて演れてるのが凄いなと。それを考えた時に凄い好きになってしまった。
紅愛 多分、俺らは嫌なことがあっても言いたいとかじゃなくて自分の中で消化しちゃうんですよ。”そういうこともあるだろ”みたいな。だから多分向いてるんだろうね、こういう事に。俺らはロキみたいになろうとしてもなれんし、それをやろうとしてた7,8年前はやっぱり無理してた。笑いたいのに、V系だから笑っちゃ駄目だとか、ダークにキメなきゃ駄目なんでしょってなってた時期もあって無理をし続けた結果今、こうなってるとも言えるかな。笑
ロキ 麗麗で一番びっくりしたことがあって、我様は逆ダイの時にテンションが上がるとステージから降りて所構わず首締めに行ったりとか噛み付きに行ったりとかするのだけど、麗麗のメンバーが初見で見た時に本気で止めに入ってきて。笑
紅愛 それはやり過ぎだとってね。笑
ロキ 本気でキレてると思って。それがきっかけでこいつら本当に面白いんだなって。笑
紅愛 麗麗って逆ダイとか一切やらないんですよ。何故かっていうとファンの子の摩擦を産むからっていう理由でやらないんです。
ー やりたい子とそうでない子みたいな?
紅愛 そうです。拳って皆、平等に上げれるじゃないですか。逆ダイって平等に出来ないんですよね。やりたい子もいるし、もしかしたらそれで痛い思いをする子もいるかもしれないって考えたり諸々考えると平等じゃないからやめよってなるんです。笑
ロキ 平和主義過ぎるだろ。我様は基本的にまず自分が楽しくないと意味が無いと思っている。逆ダイが我様は何より好き、合法的に人の首を絞められる事が楽し過ぎて。
紅愛 逆ダイ好きすぎるよな。ファンの子は合法的に締められてどう思ってるの?笑
ロキ それが救いだから。
紅愛 喜んでるってこと?笑
ロキ そう。麗麗みたいに明るい道を歩ける奴もいれば、やっぱり我様みたいに明るい道を歩けない奴もいて、我様は明るい道を歩けない奴を救っていかなければいけないからそういう奴が楽しみそうな事を自分が楽しみながらやっていく。
紅愛 多分、俺らがその世界にいないからだね。その快感がきっとわからんのだわ。首締められたら俺、めちゃくちゃ怒っちゃうもん。笑
ー でも対バンすることもあるでしょ。
ロキ 対バンの時は麗麗のお客さんにもなぜか何人かメリバを好きでいてくれる子がいる。
紅愛 そう。お互いをいったりきたりしている子もいるんですよ。メリバのファンも麗麗を応援してくれるし、麗麗のファンもメリバを応援してくれる。
ー 被っている子もいるんだ。こんなに違うのに。
紅愛 被っているというか、メリバを通っている子が麗麗のために大事な時に来てくれたりとかするんです。どっち付かずとかじゃなくて、はっきり分かれているんですけど、どっとも来てくれる。
ロキ 協力関係にあるというか。
紅愛 でもそれも最近なんじゃないかなと思いますね。麗麗ってあまり他のバンドと関わらないので。
ー そうなったキッカケがあるんですか。
紅愛 なんでしょう。やぱりSNSとかでロキとプライベートで話しているような事で絡んだりしてて、メリバのファンの子もそのやり取りが面白いみたいな感じになって麗麗の事も好きになってくれたりとかしてるのかもしれないですね。
ー 二人はプライベートで会ったりもするの?
ロキ 殆どないな。
紅愛 ライブの後に飯食ったりとかぐらいだね。
ロキ そもそもプライベートで人と会わない。
紅愛 家から出なさそうですもん。笑
ロキ 家からは出るよ。けど基本的にひとりで動物園いったりとか。
紅愛 ひとりで動物園はヤバいだろ。笑
ロキ 水族館に行ったりとか。ひとりがいい…
ー 食事をする時はどんな話をするの。
紅愛 基本的にはバンドの話しかしないですね。
ロキ それも麗麗を凄い好きな理由で、バンドマンって割と皆違う話に行きたがるのだ。例えば娯楽の話だとか趣味の話だとか。でもバンドの話をこれだけしててもちゃんとそれに乗ってくるってことは多分こいつもバンドが好きなんだろうなと。だから正反対に居てもそこに変わりは無いと思うし。
紅愛 お互いボーカリストだし、バンドをメインで作る立場にいるから話が尽きないんじゃないかなと。これがギタリストとボーカリストだったらそんなに話も噛み合んと思うし、そこまで盛り上がらないよね。
ー お互いの良いところと悪いところを話合ってみてください。
紅愛 良い所はちょっと置いといて、悪いところはメンバーへの当たりが強い。笑
ー メンバーに厳しいということ?
紅愛 そうです。言うならメンバーもうちょっと大事にしろよと。笑
ロキ 基本的にメンバーは我様の楽器としか思っていないからな、別に着いて来れなかったら辞めればいいし、それでメンバーが居なくなって困るようなボーカルだったら自分も上になんていけるはずないし。
紅愛 これ本音なんですよ。
ロキ 我様のやりたい事を実現させるためのメンバーだから、やっぱり言い方もオブラートに包んだら伝わらないし思ったことはそのまま言うようにしてる。一切、包まない。
紅愛 俺、いつも怒るんですけどね。いい加減にしろよって。言い過ぎじゃないかって。お前がいなくなった後、暗い顔でしょんぼりしとったぞって。麗麗の場合だと皆、血の気凄いんで戦いになるんですよ。笑
ロキ でも例えば理不尽な事を言っていたら絶対戦いになると思う。だけど実際、駄目だと本人もわかってるから、それで戦いになってても駄目だと思う。やっぱり我様達みたいなバンドは少しでも研ぎすましていかないといけないと思うから。
紅愛 まぁ麗麗は9年も一緒におるもんで、何も言わなくてもわかるっていうのはあります。相手の考えてることを察してフォローに入ることが多いから揉めるとかないんですよね。勿論、バンドのことでやってないと強くいったりはしますけど…
ロキ お前らは家族みたいなもんだろ。我様は違うから。戦いのパートナーみたいなものだから。逆にそいつに強く言わずにヘタレた事したら自分もそいつも死んじゃうから。それぐらいだったら強く言って居なくなるようだったら最初から使えない奴だったって事で。
紅愛 それでもメンバーが着いて行くっていうんだったらそれはそれでメンバーの形として、オッケーな形だと思う。
ロキ 逆に我様は着いてこさせるために結果だし続けなきゃいけないし。
紅愛 確かに。めちゃめちゃロキさんに言われたのにメリバ全然売れないじゃんってなっとったら、今度はメンバーが嫌気が差してくるからな。
ロキ 自分自身へのプレッシャにもなるからな。
ー 逆にロキさんから見た紅愛さん、麗麗に対してはどんな風に思っていますか。
ロキ 良いところは本当に心底客を楽しませたいと思っているところ。
紅愛 もっとどんどん言えよ。笑
ロキ あとは優しい。我様は楽屋にいても人と話さないし、メンバーともしゃべんないので一人でいることが多いのだけど。たまに気分が乗らなかったり上がらない時とかに声を掛けてくるのは大体、麗麗。
紅愛 暇だもん。笑
ロキ あとはやりきってるところ。馬鹿にされることもあるじゃん。でもちゃんとステージ上で笑っているし、楽しそうにやっているのが凄いところだと思う。
ー メリバも麗麗もやりきっているって意味では共通点かもしれないね。
紅愛 そうですね。今のV系業界ってやりきることが大事だと思うんですよ。僕らも結果まだ出して無いんで何も言えないんですけど…アー写にしても何にせよ、誰かわからないバンドやってても埋もれちゃうと思うんですよ。だからやりきったバンドっていうのが、必要なんじゃないのかなって。多分、ズバ抜けて売れるのもどん底に落ちるのもやりきるしかないんですよね。無難な線に置きにいっても多分そこそこまで行ったとしてもその上の世界が見えるのかっていったら見えないと思うんですよね。
ロキ 一番にはなれないよね。
紅愛 じゃあ悪いところをどうぞ。笑
ロキ 引き際を知らない。
ー それは今のやりきっているという話じゃなくて?
ロキ やりきっているのではなくて、迷走していても突き進んじゃうから、例えばインストアイベントとかでも”ここは締めなきゃ駄目だろ”っていうところで締まれないとか。バンドでも”ここで締めなきゃ駄目だろ”ってところで締め切れないとか。
紅愛 それ主にりょーじと諱のハイテンションだろ!笑
ロキ まぁそうだな。
一同 笑
紅愛 それ俺がいない時のインストだろ!俺頑張って止めてるし!笑
ロキ それもあるけど、紅愛もあれ止めきれんだろ笑
紅愛 まぁな。暴走気質だでな、あの二人は。笑
ロキ 麗麗がすげぇいいライブしてるなって思う時って確かに基本スタンスはめっちゃ楽しむだけって感じなのに、ちゃんとバンドとしても格好良さがそこにあったりするんだよ。締める部分がちゃんとある。でもそれが出来ない時が多い...ここまで行ったら格好良さが消えちゃうんじゃないかってところまでフザけ倒して終わる。笑
紅愛 俺もやばいなって思うんだよ、ライブ中のMCとか。もういいだろって思う。笑
ロキ それが無くなったら麗麗のファンとそうじゃない人達のテンションの差も無くなってくるのかなって思う。
紅愛 麗麗ってファンの子が一丸となってるから、入りづらいっていう空気はあるのかもしれない。そんなこと無いんですけどね。
ロキ あと無茶ぶりが多い。こないだもツイキャスやっている時に来いって。笑
紅愛 メンバー全員でやってる時に”ロキでも呼ぶか"ってなって、ファンの皆んなに一斉にロキにDM送ってって。笑
ロキ それでもし我様が来たら、我様絶対ニートだよね。他にやることあるだろ。暇過ぎるだろ神のくせに。笑
一同 笑
紅愛 いや今回はたまたまタイミングが合わんかったから来れなかったけど、タイミングあってたら来とる、絶対。笑
ー ではちょっと話を変えて、ツィッターなどのSNSが普及してもう結構時間が経ちますがお互いSNSをそれそれの観点で活用していると思います。それぞれのSNSに対しての考え方を教えてください。
ロキ 最近のバンドマンが凄い言われる事として、昔のバンドマンと比べてカリスマ性が無い、SNSの発達で客との距離が近すぎるとか。だけど我様からしたらなんでそれでカリスマ性が無くなるのって。寧ろ本物のカリスマ性しか認められなくなっただけ、自分が凄いなって思うバンドマンの人とか、特にボーカリストって普段から言っていることとか、雰囲気も凄い人が多いのだ。SNSってそれを通して今まで知らなかった部分を発信出来るわけだからそれでカリスマ性が無くなったり、距離が近すぎるってなっちゃうとしたら単にそのバンドマンの実力がそれだけの事であって、昔はそれがSNSが無いことによってうまく隠されてたし、美化されてたりしたかもしれないけど、逆に今はもっと本質が試される時代。ステージの上で飾ってるだけじゃ認められない。我様にとってはSNSがあった方が有利かな。思ったことをパッと呟くだけで、それで反響があるんだったら嬉しいとは思うし、逆に反響が無いとしたら共感を呼べない理由を考えてみたり。そういうのって歌詞にしてもステージにしても繋がってくることだから。
紅愛 僕はツィッターも僕がやっている毎日キャスもそうですけど、バンドのファンの皆が安心出来ることをちゃんと伝えられる場所なのかなと。僕らは確かに距離は近いですけど、それは悪い方の距離の近さではないんです。僕、ツイキャスで「皆が買ってくれたチェキの売上は遠征の交通費とかに使わせてもらってるよ」とか普通に言うんですよ。麗麗が活動しているお金って皆が頑張ってくれたお金だし、皆から預かったお金だと思っているからって。麗麗は売れるためにバンドをやっているわけじゃなくて、皆を楽しいと思えることを考えてライブをしていたら結果的に売れることに繋がるんじゃないのっていう話も正直にツイキャスでは何すんです。それを聞いて安心してくれる子もいると思うんです。でもツィッターではあまり言わないようにしてるんですよ。ツィッターって不特定多数が見れるんですけど、ツイキャスはよほど好きじゃないと見に来ないと思うんで。だから本当に好きでツイキャスを見に来てくれた子にはバンドの在り方を全部話すし、ツィッターでそういう事言って、なんか薄っぺらく捉えられちゃうのも嫌なんで本音はツイキャスで言葉で話すようにしてますね。ツィッターは何って言われれば日常ですかね。
ロキ バンドマンって全員根っこの部分では考えてる事は一緒だと思う、バンドをやるにしても歌うにしても自分を知って欲しいからっていうのが絶対根本にある。それをライブで伝えるとは別にもうちょっと分りやすく噛み砕ける形で伝えたくてSNSを使っているんじゃないか?
紅愛 それめっちゃわかるわ。始めてロキに共感したかもしれん。やり方は違えどロキと考えは一緒なんですよね。そういうことを知った上でライブを観て欲しいと思う部分もあると思うんですよ。伝える事、全部伝えて麗麗って、紅愛さんってこういう事考えているんだなって分ってもらって観るライブと何も知らないで観るライブって応援してくれる側も全然感じ方も違うと思うんですよ。だから伝えれることは伝えようっていうのが麗麗の方針ですね。
ー 現在の名古屋シーンについてお話をお願いします
ロキ 麗麗に最初もっとシーンを盛り上げていこうぜって言った時に「麗麗はそんなこと気にしてないから」って言われて笑
紅愛 未だにあまり気にしてないけどね。笑
ロキ そうは言ってるけど、これだけ協力的になったりとか、いろいろ一緒にやったりしてくれるのは絶対ちょっとずつ気になってきてるだろ?笑
紅愛 一番最初にロキがそういう話した時に「名古屋のシーンがどうとかじゃなくて、自分達が楽しくバンドやってそれが繋がっていけばいいと思っとるでわざわざ名古屋のシーンがとか格好良いこと言えんわ」って。
ロキ そう、再始動してすぐぐらいにね。
紅愛 でもロキが凄い真剣に話してくるんですよ。その熱意に打たれたんです。だからロキが何かやるんだったら麗麗も協力するわって。でも結果的に名古屋のシーンが盛り上がっていけばいいなって今は思ってますよね。自分達が出来ることで盛り上げられるんだったらそれは喜んで協力するよって。しゃちほこ着いてるぐらいですしね。笑
ロキ 名古屋のシーンを考えた時にいいバンドって結構いると思う。ただ名古屋ってだけで主催も呼びにくかったりとか、イベントも格好つけられないって事が多くて。それに対してどうしたらいいかって考えたらまず各々が別の方向を見て自分達さえよければいいやってやってたらそれは無理なんだろうなって。ツアーとかでも名古屋飛ばしとか、やっぱり悔しいしそれはやっぱり地元のバンドが盛り上がっていないからだと思うし。やっぱりシーンも盛り上げるってなったら我様達だけじゃどうにもならなくて、そこで協力して欲しいバンドのひとつが麗麗。最初はさっきも言ったようにあまり乗り気じゃなかったんだけど、徐々にな。
紅愛 でもやっとスタートラインにて立てたという感じですね。駄目だと言われ続けて厳しいと思うし時代の流れもし、名古屋の人口もあると思うけど、その中でも俺らが名古屋のトップになれたらそれが本当に名古屋のシーンを盛り上げることのひとつになるんじゃないかなと。それが実力なんじゃないかなと思いますね。駄目だと言われているからこそ、駄目じゃなくしたら、それが名古屋のシーンを変えるってことなんじゃないかなと思います。
ロキ あとは名古屋のシーンを引っ張っていくっていう時に我様ほど何かを引っ張っていくっていうことに向いていない存在はいないと思う。引っ張っていくっていうよりは好き勝手切り込んで道を作っていく方が向いているからな!
紅愛 そんなこと言ったら俺らの立ち位置もただのガヤだぜ。
ロキ 麗麗はなんだかんが言っても引っ張っていく方だと思うよ。後輩の面倒見もいいし。今の名古屋には土台になるバンドが居ない、かといって現実的に考えた時に1バンドでシーンの土台になれるようなバンドも我様達は勿論他を含めていないからな。だからこそ、複数のバンドで支えて徐々にちゃんとした土台になれたらいいなと。今の名古屋バンドってひとりひとりを見たら才能があるなとか思う奴もいるのだけど、そういう後輩達に伸びる環境を与えてあげられてるかって言ったらまだ我様達には荷が重い。そういう奴等が自分達より凄い人達を見て学ぶものって多いと思うのだが、それすら与えられていないと思うのだ。だから潜在的な能力は持っているのだけど意識の面とかでそれが開かなかったり潰れてしまう。結果、共に戦う事もできない。
紅愛 バンドって才能があっても、人間性が出来てないと出来ないと思うんですよ、忍耐力とか。やっぱり人間としての芯がしっかりしてないと駄目なんですよね。ゆとり世代じゃないですけど、何か一つ気に入らん事言われたら辞めちゃうとか、そういう気持ちでやっている子が多いんじゃないかなと思いますね。
ロキ 無論、真面目なだけのバンドって面白みが無いと思う。音楽一筋とか、他の事に興味ありませんとかみたいなバンドって絶対面白くない、売れてるバンドってやっぱり面白いバンドだろ?発言が過激だったり、素行も良さそうじゃなかったり。でもそういう売れているバンドって演奏技術とか、ステージの見せ方も上手いし発言もあれで結構計算されている。そういう土台やバンドマンとしての基礎がちゃんとしていて、そういうことしているから人気があるのであって、最近の新しく出来る名古屋のバンドはそれがわかってないからか楽な部分だけを真似ばっかしてる。
紅愛 上っ面だけをね。
ロキ 好きにすればいいんだけど、結局バンドの本質って音楽と夢を与える事だから。そこを忘れて楽なところだけを見てステージとは別の部分で動員を増やしていくみたいなところが主流になっちゃってる、でもそれは後輩達が悪いんじゃなくて結局そういうのが悪いと思っている我様達が伝えれる立場にいないから駄目なんだよな。我様達がもっと上の売れているバンドだったらそういう発言をしたら影響も与えられると思うし。だから結局我様達がもっと上にいかないと。
紅愛 先日、FEST VAINQUEURさんのFEST FESに参加させていただいて、超満員の客席と大きいバンドさんと一緒にステージ側から見ることってそう無いことなので、あの景色を見れたことは目指すビジョンになったな思います。売れるってどういうことなのって、ビジョンが漠然としちゃんうんですよ。でも上の世界っているのはこういう世界なんだっていうのが見えたからこそ、今凄くさらにやる気に満ち溢れてます。
ロキ じゃあ麗麗は将来、”麗麗 FES”をやるってことで。
紅愛 ”麗麗 FES”をやって、FEST VAINQUEURさんが俺らを呼んでくれたみたいに後輩のバンドとかを呼びたいなって思いますね。
ー 最後に一言ずつお願いします。
ロキ 12月に東京でワンマンがある。メリーバッドエンドが名古屋のシーンを盛り上げる為にまず出来る事は東京とか大阪で名古屋バンドとして認められて後輩や戦友をガンガン前線に送れる環境を創ることだと思っているので、名古屋の神巫共も東京のワンマンとか遠征ライブに力を貸してくれたら嬉しい。来年はちょっとした区切りとして名古屋でワンマンをやろうとも思っているからそれも楽しみにしていてくれ。
紅愛 麗麗は皆で笑顔で頑張りましょう。以上!